一般的な外壁塗料の種類をご紹介しています。
【埼玉県版】外壁塗装がおすすめの塗装業者徹底比較
  1. 外壁塗料の種類

塗装の種類ってどんなものがあるの?

外壁塗装の業者のサイトを見ていると、おすすめの塗料がピックアップされていたりすることがありますよね。中にはオリジナルブランドを開発している業者もあって、いいところを延々と説明された経験をお持ちの方もいるでしょう。

ですが、その塗料が本当にいいものなのか、値段相当の価値があるのかどうかは知識がなければ判断のしようがありません。一般的には外壁塗装に用いられる塗料の種類は以下の4つに分類されます。それぞれの特徴について説明していきますので、参考にしてみてくださいね。

アクリル塗料とは

アクリル塗料とは

アクリル塗料は色をくっきりと見せることに優れていて、塗料の中でも最も低価格なので外壁塗装によく使われてきました。一時期はアクリル塗料が外壁塗装の主流となっていましたが、耐用年数が短いこと、耐久性が低いといった短所から、現在はそこまで人気はありません。

色は透明で重さも軽く、ほかの樹脂と混ぜやすいことや、変色しにくいことが特徴として挙げられます。しかし、耐久年数は5~8年が限界で、塗り替えが頻繁に発生するのはそれだけ外壁塗装にかかる費用が増えるということでもあるため、いくら安いとはいえ最終的なコストパフォーマンスの面でもいいとはいえないです。

耐久年数
約5~8年
相場価格
1缶当たり5,000~15,000円
代表的な商品
DANフレッシュ(日本ペイント)、SK水性ELコート(エスケー化研)、アスカⅡ(関西ペイント)など

ウレタン塗料とは

ウレタン塗料とは

ウレタン塗料は外壁塗装に使用する塗料の中で、最も価格と性能のバランスがいい塗料といえます。価格的にはアクリル塗料の次に安いので外壁の塗料として使用している家も多くあります。現在では主流ではないとはいえ、現役で使われています。

木材との相性がよく、耐久性や耐用年数だけでなく機能性の面でもアクリル塗料に比べて優れています。非常に柔軟で弾性のある塗料なので、ヒビ割れが発生しにくい特性も持っています。もっと性能が良い塗料はあるのですが、価格からパフォーマンスを考えた場合、釣り合いの取れた塗料です。

耐久年数
約7~10年
相場価格
1缶当たり5,000~20,000円
代表的な商品
水性ファインウレタン(日本ペイント)、クリーンマイルドウレタン(エスケー化研)、アレスアクアレタン(エスケー化研)など

シリコン塗料とは

シリコン塗料とは

シリコン塗料は現在の外壁塗装で使用される塗料の中で最もよく使われている塗料です。価格はアクリル塗料やウレタン塗料よりも張りますが、その分性能が優れており、耐水性・耐候性・耐汚性・耐湿性・耐薬品性の面でも効果が期待できます。耐用年数についても10年は保つといわれています。

外壁塗装の一番の目的である防水はもちろん、汚れがつきにくい、経年劣化しにくいなど、機能性に優れていることから人気です。夏、冬の季節を問わず快適に過ごすことのできる環境を作れますし、外観も艶のある光沢感があります。さらに近年価格が下がってきたことでコストパフォーマンスが上昇し、ますます使用されることが増えています。

耐久年数
約10年
相場価格
1缶当たり15,000~40,000円
代表的な商品
ファインシリコンフレッシュ(日本ペイント)、クリーンマイルドシリコン(エスケー化研)、セラMシリコン2(関西ペイント)など

フッ素塗料とは

フッ素塗料とは

フッ素塗料は今回取り上げた塗料の中では最も耐久性に優れた塗料です。航空宇宙産業機器、ようするにロケットに使われるのです。ほかにも六本木ヒルズや東京スカイツリーにもこのフッ素塗料が使われていますよ。その耐用年数は15年~20年に及び、汚れもつきにくいです。

機能性においてもシリコン塗料以上のものが期待できますし、塗り替えの回数が少なくなる分、トータルコストで考えればアクリル塗料、ウレタン塗料、シリコン塗料などよりも安く済むことがあります。ただしその分価格は高いですし、弾性タイプでないとヒビ割れにはあまり強くありません。長い目で見て出費に目をつむるか、悩みどころの塗料になりますね。

耐久年数
約15年~20年
相場価格
1缶当たり40,000~100,000円
代表的な商品
ファイン4Fセラミック(日本ペイント)、クリーンマイルドフッソ(エスケー化研)、ルミステージ(AGCコーテッック)など

樹脂の種類以外の成分による塗料の分類

樹脂の種類以外の成分による塗料の分類

外壁塗料とは、先にご紹介した「アクリル」「ウレタン」「シリコン」「フッ素」などの樹脂を「液体」に溶かして液状にし、色やツヤを決める「顔料」、塗膜に特別な機能を持たせる「添加剤」と混ぜ合わせたものを指します。

樹脂の種類によって分類分けがされるのと同じように、これを溶かすための「液体」や「顔料」「添加剤」の種類によっても塗料を種類分けすることができます。

樹脂を溶かす「液体」による種類分け

樹脂を溶かす液体は、塗装後に蒸発する「水」もしくは「溶剤」となっています。「水」の場合は「水性塗料」、「溶剤」の場合は「溶剤系塗料」と呼ばれますが、どちらにも強みと弱みがあり、一概にどちらが良いとは言えません。

ただし、最近では、シックハウス症候群などの健康被害や、大気汚染などの環境被害を引き起こす原因物質のひとつと言われる「VOC(揮発性有機化合物)」の排出量が少ないことから、多くの業者が水性塗料を積極的に採用する傾向にあります。

項目 水性塗料 溶剤系塗料
単価 低価格 高価格
耐久性 製品による 比較的高い
におい 少ない 強い
特徴
  • 環境の影響を受けやすい
  • 特に降雨時や、気温が低くなる冬季は乾燥が遅くなる
  • 引火性があり、保管に注意が必要
  • 危険物のため、廃棄などにも注意が必要

色やツヤを決める「顔料」による種類分け

外壁塗料に含まれる「顔料」は、その種類によって「艶あり塗料」「艶消し塗料」などに大別されます。

艶あり塗料
艶あり塗料には程よい光沢感があり、壁をキレイに見せる効果があります。親水性もあり、壁が汚れにくくなるのも嬉しい特徴です。
艶あり塗料 出典:https://sotokabe.net/archives/1802
艶消し塗料
「艶なし」「マット仕上げ」と呼ばれることもある艶消し塗料は、外観を落ち着きのあるナチュラルな印象に仕上げることができる塗料です。外壁が輝いて見えないことで、周囲の風景とも調和しやすいと言えます。
艶消し塗料 出典:https://gaiheki-kakekomi.com/home/tsuya/

現在日本における大手塗料製造メーカーは、塗料の光沢を決める顔料の仕様をほぼすべての製品において「艶あり」として製造しているため、「艶消し」にするには艶消し剤を調合する手間が発生することになり、費用が高くなる傾向にあります。

塗膜に特別な機能を持たせる「添加剤」による種類分け

塗膜に特別な機能を持たせる「添加剤」の種類によって、塗料そのものに「防水機能」や「断熱機能」を付加することができます。ここでは、添加剤によって塗料に付加することができる様々な機能・性能についてご紹介いたします。

  1. 遮熱性 温度上昇の原因となる太陽光の近赤外線を反射し、温度上昇を抑える性能を備えた塗料です。室内の温度上昇を抑えるだけでなく、熱による建物の劣化を抑制する効果も期待できます。
  2. 防水性 防水塗料は別名弾性塗料とも呼ばれ、塗膜に柔らかさがあることで、建物自体にひびが入っても、塗膜がしっかり保たれていれば水の浸入を防ぐことができる塗料です。
  3. 防カビ性 喘息やアレルギーの原因にもなると言われるカビを死滅させるための防カビ剤が含まれている塗料で、カビをはじめとする様々な細菌、藻類の発生を抑える性能を持っているため、小さなお子さんがいるご家庭にもおすすめです。
  4. 防汚性 外壁が汚れるのを防ぐ機能を備えた塗料として、最近では雨水で汚れを洗い流すセルフクリーニング性能を持ちあわせたものや、汚染物質を分解する光触媒を原料とした塗料も数多く出回っています。

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